NISA口座を都道府県別に|東京都417.7万、20歳以上の34.3%

NISA口座を都道府県別に|東京都417.7万、20歳以上の34.3%

2025年12月末のNISA口座数を都道府県別に見ると、最も多いのは東京都(1位)の4,176,700口座で、神奈川県(2位)2,473,048口座、大阪府(3位)2,108,008口座が続く。最も少ないのは鳥取県(47位)の114,213口座だった。20歳代以上の口座数を20歳以上の人口で割ると、東京都(割合1位)が34.3%で最も高く、青森県(割合47位)が16.1%で最も低い(金融庁「NISA口座の都道府県別利用状況調査」、総務省「人口推計」から当サイト計算)。

金融庁は「NISA口座の利用状況調査」の別紙として、都道府県別・年齢層別のNISA口座数を公表している。47都道府県の合計は28,193,996口座で、同じ時点の全国の口座数28,206,434口座とは一致しない。この記事では、都道府県ごとの口座数、20歳以上の人口に対する割合、口座の年代の構成を整理した。

フヤト

NISAの広がり方って、住んでる地域で違うのかな?

タメミ

人が多い所ほど多いのは当然だから、比べ方が大事よね。

フヤト

人口とくらべた割合も含めて、統計で確かめよう。

登場するのは架空のキャラクターです(ネコまつ家の紹介)。

結論

2025年12月末のNISA口座数は東京都が4,176,700口座で最も多く、47都道府県の合計の14.8%を占める。最も少ない鳥取県の36.6倍にあたる。

20歳以上の人口に対する20歳代以上の口座数の割合は、東京都が34.3%、青森県が16.1%で、差は18.2ポイントある。47都道府県の合計では26.8%だった。

47都道府県の合計(28,193,996口座)は、全国の口座数(28,206,434口座)より12,438口座少ない。資料の注は、一部の金融機関で都道府県別の口座数を集計できなかったことなどを要因に挙げている。

NISA口座数が最も多い東京都 4,176,700口座 最も少ない鳥取県は114,213口座
20歳以上の人口に対する割合(東京都) 34.3% 最も低い青森県は16.1%
47都道府県の合計 28,193,996口座 全国の口座数より12,438口座少ない

この記事の対象範囲

  • 使った資料は、金融庁「NISA口座の都道府県別利用状況調査(2025年12月末時点)」(公表ページでは別紙5「都道府県別のNISA口座開設状況(令和7年12月末時点)」)の表「都道府県別・年齢層別NISA口座数」である。
  • 時点は2025年12月末である。2026年6月末の版の公表資料には都道府県別の資料がなく(2026年10月5日確認)、この時点が都道府県別の最新である。
  • 口座数は資料の区分のまま、全年齢と10歳代から80歳代以上までの8区分を使った。資料にあるのは口座数だけで、都道府県別の買付額はない。
  • 口座がどの都道府県に数えられているか(口座開設者の住所によるのか、金融機関の所在地によるのか)は、xlsxの表と注、公表ページ、グラフの資料(PDF)のどれにも書かれておらず、資料に記載はない。
  • 全国の口座数の推移は「NISA口座3,048万|1〜6月の買付13.8兆円は前年同期の1.32倍」、全国の年代別の数字は「NISA口座を年代別に|10歳代が半年で3.65倍、最多は50歳代599.9万」で扱った。この記事は都道府県の違いに絞る。
  • 順位、構成比、人口に対する割合は当サイトの計算である。順位は多い順(割合は高い順)で、割合の順位は小数点以下1桁に丸めた値でつけた。

口座数:東京都が4,176,700口座で最多

NISA口座数は東京都417.7万、神奈川県247.3万、大阪府210.8万口座。少ないのは島根県12.4万、高知県11.4万、鳥取県11.4万口座
図1 都道府県別のNISA口座数(2025年12月末)

口座数が多いのは、東京都(1位)4,176,700口座、神奈川県(2位)2,473,048口座、大阪府(3位)2,108,008口座、愛知県(4位)1,803,517口座、埼玉県(5位)1,693,210口座である。少ないのは、島根県(45位)123,664口座、高知県(46位)114,325口座、鳥取県(47位)114,213口座である。

口座数が100万口座以上なのは東京都・神奈川県・大阪府・愛知県・埼玉県・千葉県・兵庫県・福岡県の8都府県である。上位3都府県(東京都・神奈川県・大阪府)の合計は、47都道府県の合計の31.1%にあたる。

47都道府県の合計と全国の口座数の差

都道府県別の資料の冒頭にある「NISA口座数」は28,193,996口座で、47都道府県の値を足した数と一致する。一方、本体の資料(別紙1)の全国のNISA口座数は28,206,434口座で、都道府県の合計のほうが12,438口座少ない。差は全国の口座数の0.04%にあたる(当サイトの計算)。

差について、都道府県別の資料の注には「一部の金融機関では基準日時点での都道府県別の口座数を集計できなかった等の要因により、別紙1のNISA口座数と一致しない。」とある。どの金融機関の、どの都道府県の口座が集計から漏れたかは書かれていない。

20歳以上の人口に対する割合:東京都が34.3%

20歳以上の人口に対する口座数の割合は東京都34.3%、神奈川県31.5%、奈良県30.9%。低いのは北海道18.2%、岩手県16.5%、青森県16.1%
図2 20歳以上の人口に対するNISA口座数の割合(都道府県別)

割合は、2025年12月末の20歳代以上の口座数(全年齢から10歳代を除いた数)を、総務省「人口推計」の2024年10月1日現在の20歳以上の人口(総人口、男女計)で割った値である。人口推計の年齢区分は5歳ごとで、15〜19歳からNISA口座を開設できる年齢だけを取り出せないため、10歳代の口座は分子にも分母にも入れていない。

割合が高いのは、東京都(割合1位)34.3%、神奈川県(割合2位)31.5%、奈良県(割合3位)30.9%である。低いのは、北海道(割合45位)18.2%、岩手県(割合46位)16.5%、青森県(割合47位)16.1%である。47都道府県の合計(20歳代以上の口座数28,059,569口座、20歳以上の人口104,517千人)では26.8%で、これを上回るのは16都道府県だった。

口座の年代の構成:20歳代・30歳代の割合

口座数に占める20歳代・30歳代の割合は東京都34.8%、沖縄県34.2%、愛知県31.5%。低いのは徳島県24.0%、秋田県23.1%、奈良県23.0%
図3 口座数に占める20歳代・30歳代の割合(都道府県別、2025年12月末)

各都道府県の口座数のうち、20歳代と30歳代の口座が占める割合は、47都道府県の合計で29.5%である。高いのは東京都34.8%、沖縄県34.2%、愛知県31.5%、低いのは徳島県24.0%、秋田県23.1%、奈良県23.0%だった。

60歳代以上(60歳代・70歳代・80歳代以上)の割合は、47都道府県の合計で31.4%である。最も高いのは奈良県の41.1%、最も低いのは沖縄県の22.5%だった。各年代の構成比はCSVに収めた。

47都道府県の一覧

2025年12月末のNISA口座数と、20歳以上の人口に対する割合。順位と割合は当サイトの計算である。1行目は47都道府県の合計で、人口も47都道府県の合計である。

都道府県NISA口座数(口座)順位20歳代以上の口座数(口座)20歳以上の人口(千人)人口に対する割合(%)割合の順位
47都道府県の合計28,193,996―28,059,569104,51726.8―
北海道793,5529789,9824,34018.245
青森県162,13540161,4971,00416.147
岩手県162,85239162,19698116.546
宮城県411,57517409,6261,90421.536
秋田県145,99643145,45178318.644
山形県174,98037174,27386120.240
福島県291,06825289,9301,48419.542
茨城県562,79013560,3002,37823.629
栃木県399,64520397,5111,59824.923
群馬県371,37221369,6321,60023.131
埼玉県1,693,21051,685,1216,19527.213
千葉県1,494,93761,487,7935,29028.19
東京都4,176,70014,157,02612,13134.31
神奈川県2,473,04822,460,9067,81931.52
新潟県413,09115411,3221,78623.032
富山県230,43232229,42384927.016
石川県240,79831239,58992226.018
福井県169,00638168,15561627.312
山梨県152,35942151,65767022.634
長野県412,89516411,0711,67324.625
岐阜県420,56614418,3731,60726.018
静岡県752,96610749,5892,97525.222
愛知県1,803,51741,793,6386,20428.96
三重県400,19619398,3491,44027.710
滋賀県336,05724334,4561,15329.05
京都府609,32411606,1792,14028.37
大阪府2,108,00832,097,8217,40928.37
兵庫県1,336,09971,329,0964,47829.74
奈良県336,95123335,3931,08430.93
和歌山県185,40934184,63074624.724
鳥取県114,21347113,70644325.720
島根県123,66445123,14753722.933
岡山県406,75018404,8741,53426.417
広島県579,51212576,8742,26825.421
山口県259,13626257,9731,08623.828
徳島県159,81341159,17658827.115
香川県212,63733211,74977227.411
愛媛県252,34428251,3631,08423.230
高知県114,32546113,85856220.339
福岡県1,156,10981,150,3774,22527.213
佐賀県144,50644143,72764822.235
長崎県257,68227256,5811,04524.625
熊本県341,92922340,3401,40424.227
大分県183,07235182,27491320.041
宮崎県177,17236176,33985820.638
鹿児島県247,84129246,8391,27319.443
沖縄県241,75730240,3871,15720.837

年代別の口座数(10歳代〜40歳代)

都道府県10歳代(口座)20歳代(口座)30歳代(口座)40歳代(口座)
47都道府県の合計134,4273,366,1254,940,7285,380,569
北海道3,57090,884139,977164,433
青森県63816,55626,37232,176
岩手県65617,90527,36431,576
宮城県1,94950,68074,80583,804
秋田県54512,82720,82629,244
山形県70717,94228,30833,596
福島県1,13830,75946,92152,397
茨城県2,49061,91590,740103,900
栃木県2,13442,76063,16172,800
群馬県1,74041,94958,59267,183
埼玉県8,089203,935304,707321,326
千葉県7,144184,107262,286277,835
東京都19,674569,762885,067862,300
神奈川県12,142311,540437,474467,383
新潟県1,76941,88564,74275,930
富山県1,00925,03735,39039,795
石川県1,20929,00140,67645,298
福井県85119,25227,64930,681
山梨県70217,31324,30626,844
長野県1,82445,50067,12276,881
岐阜県2,19348,93964,52476,052
静岡県3,37782,912121,512138,816
愛知県9,879236,410332,424345,538
三重県1,84742,24759,13468,824
滋賀県1,60138,96556,66163,861
京都府3,14571,87594,093110,790
大阪府10,187265,079378,332390,941
兵庫県7,003149,619213,041242,615
奈良県1,55832,17245,25454,590
和歌山県77918,74627,39431,246
鳥取県50711,88817,62121,767
島根県51713,20120,15523,505
岡山県1,87644,87664,44773,413
広島県2,63864,53796,100107,140
山口県1,16327,32438,70046,765
徳島県63715,54922,84728,694
香川県88821,22231,63439,574
愛媛県98124,91237,68946,347
高知県46711,08116,80421,662
福岡県5,732136,313201,832231,700
佐賀県77916,79124,51628,370
長崎県1,10126,19438,72645,541
熊本県1,58937,70657,08767,936
大分県79819,73330,68835,793
宮崎県83318,53328,81735,635
鹿児島県1,00226,54142,74452,017
沖縄県1,37031,25151,46756,055

年代別の口座数(50歳代〜80歳代以上)

都道府県50歳代(口座)60歳代(口座)70歳代(口座)80歳代以上(口座)
47都道府県の合計5,529,4644,174,9003,077,5801,590,203
北海道163,797120,49077,92832,473
青森県33,79329,69417,8385,068
岩手県32,33128,52618,4586,036
宮城県79,58262,61442,50715,634
秋田県27,84627,60020,4396,669
山形県33,67931,79621,4537,499
福島県54,44652,53538,10714,765
茨城県108,99489,43673,21032,105
栃木県75,71767,94954,89220,232
群馬県74,86560,29946,99319,751
埼玉県333,408240,252184,90596,588
千葉県293,715208,226166,60895,016
東京都795,897513,941325,784204,275
神奈川県499,222352,994244,130148,163
新潟県77,79268,82856,23725,908
富山県44,54336,65331,97016,035
石川県48,30536,45727,24612,606
福井県32,83628,01620,2169,505
山梨県29,72626,86618,6067,996
長野県81,76969,10548,63422,060
岐阜県84,20968,93851,65724,054
静岡県148,703123,55891,50142,587
愛知県350,604246,999179,222102,441
三重県77,67267,10154,71628,655
滋賀県65,00351,56040,05518,351
京都府123,85593,97073,42238,174
大阪府423,943288,241215,612135,673
兵庫県267,932207,157158,10990,623
奈良県64,78057,27852,45628,863
和歌山県35,31832,14626,80612,974
鳥取県21,28319,60415,1966,347
島根県23,61421,58515,0096,078
岡山県77,67462,23754,08428,143
広島県113,86586,67570,96537,592
山口県51,68642,99733,68016,821
徳島県30,31428,15123,56210,059
香川県41,25233,79729,73214,538
愛媛県49,84844,32833,12215,117
高知県23,02319,78714,8946,607
福岡県224,553169,908127,99258,079
佐賀県27,14422,98616,8727,048
長崎県49,62745,50335,88115,109
熊本県65,87756,14539,25216,337
大分県35,60529,67021,6219,164
宮崎県35,26530,09120,7337,265
鹿児島県47,31140,74627,17810,302
沖縄県47,24131,46518,0904,818

この数字をどう読むか

口座数の順位は、人口の多い都道府県ほど上に来やすい。人口に対する割合で見ると、並びは変わる。例えば、口座数が最も少ない鳥取県(47位)の割合は25.7%で、口座数では上位にある北海道(9位)の18.2%より高い。口座数の多さと、人口に対して口座がどれだけあるかは、分けて見る必要がある。

割合の最も高い東京都と最も低い青森県の差は18.2ポイントある。一方で、47都道府県の合計は全国の口座数より12,438口座(全国の0.04%)少なく、集計できなかった口座がどの都道府県のものかは資料から分からない。割合が近い都道府県どうしの順位の差は、重く見ないほうがよい。

年代別では、2026年6月末時点で口座数が最も多いのは50歳代の599.9万口座である(NISA口座を年代別に|10歳代が半年で3.65倍、最多は50歳代599.9万)。この記事の都道府県別の数字は2025年12月末時点で、時点が違う。

このデータの限界

  • 47都道府県の合計(28,193,996口座)は全国の口座数(28,206,434口座)と一致しない。資料の注は、一部の金融機関で基準日時点の都道府県別の口座数を集計できなかったことなどを要因に挙げている。
  • 口座がどの都道府県に数えられているか(口座開設者の住所か、金融機関の所在地か)は、資料に記載はない。
  • 人口に対する割合は、口座数(2025年12月末)と人口(2024年10月1日)の時点がずれている。人口は外国人を含む総人口である。
  • 人口に対する割合には10歳代を含めていない。口座数は口座の数で、利用している人の数ではない。
  • 資料にあるのは口座数だけで、都道府県別の買付額や残高はない。
  • 年代が何時点の年齢で区分されているかは、資料に記載がない。

よくある誤解

「口座数が多い都道府県ほど、NISAが広く使われている」

そうとは限りません。口座数は人口の多さに左右されます。口座数が最も少ない鳥取県の20歳以上の人口に対する割合は25.7%で、口座数では上位にある北海道の18.2%より高くなっています。

「47都道府県の口座数を足すと、全国の口座数になる」

なりません。2025年12月末では、47都道府県の合計が全国の口座数より12,438口座少なくなっています。資料の注は、一部の金融機関で都道府県別の口座数を集計できなかったことなどを要因に挙げています。

「人口に対する割合は、20歳以上でNISAを使っている人の割合」

そのままの意味ではありません。口座数は口座の数で、人口とは時点も違います。人口に対して口座がどれだけあるかの目安として見るのが適切です。

都道府県別のNISAの数字について、よく聞かれること

この数字はどこが公表していますか

金融庁が「NISA口座の利用状況調査」の公表にあわせて、別紙「都道府県別のNISA口座開設状況」として公表しています。xlsxの表とグラフのPDFがあります。

いちばん新しい数字はいつの時点ですか

2026年10月5日時点で、都道府県別の最新は2025年12月末時点(令和8年7月3日公表)です。2026年6月末の版には都道府県別の資料がありませんでした。

都道府県別の買付額はありますか

ありません。都道府県別の資料にあるのは、全年齢と年代別の口座数だけです。

出典

順位、構成比、20歳代以上の口座数、20歳以上の人口、人口に対する割合、合計と全国の差は、公表値から当サイトが計算した。

データダウンロード

この記事で使った数字は、CSVで自由にダウンロードできます。ライセンスはCC BY 4.0で、出典は金融庁「NISA口座の都道府県別利用状況調査」です(人口は総務省「人口推計」)。

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1都道府県別・年代別のNISA口座数と構成比(2025年12月末)金融庁「NISA口座の都道府県別利用状況調査」CSVを保存
220歳以上の人口に対するNISA口座数の割合(都道府県別)金融庁「NISA口座の都道府県別利用状況調査」、総務省「人口推計」CSVを保存

その他のデータはデータベースにまとめています。

更新履歴

2026年10月5日:公開

本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の購入を勧めるものではありません。詳しくは免責事項をご覧ください。

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